リフォーム完成していた 支配は威嚇と威圧 海が好き

あれで全部しといたけーの

見てみ

何をしたのだろうか…

カーテンを付けたのだろうか…

見に行ってみると

鉄骨が出来上がっていた

どういう風にするのか
何も言っていないのだが

まだ私の頭の中は空白のままで

煮詰まってもいないし

資格も取ってない

3月に取りに行きそれからどういう物がよいのか

探そうと思っていたのに
もう勝手に出来上がっていた

なぜか要らないスペースだと思ったのか端までカーテンが付けられていた

まあ、着替えスペースにすればいいが

やってやった
あれてえかろ
有無を言わさず出来上がっているのだから

何も言えない

先日あれ以上のことはできんし、しらんけーの

と言われた
して欲しいなどと思ってもいない


居心地悪く
あまり顔を合わせないようにしていた

夕べ、おー久しぶりじゃの

白々しい

支配しているから
そう言う言葉の会話になるんだろうが

威圧感バリバリ
威嚇しているとしかとらえられない

向こうからしてみれば

何かしてやってもいっそ
せいがない

と思っているだろう

やってくれたことに感謝しているが

これでよいのか
どうかも分かりやしない

今日は娘の誕生日プレゼントを自転車に置きに行く時、学校から帰る娘を見た

少し待ち伏せしたけど
自分が娘にとって化け物にしか見えない事が

辛く

化け物は居ない方がいい
現れれば恐怖を与えるだけ
私があのアル中男が現れるのではないかと
怯えるように
化け物は化け物らしく消えていた方がいい
そう改め
暗くなってからプレゼントを自転車に置いた

海辺の匂い
私がパパとずっと暮らしていく匂い

私はやっぱりここがいい
もうここにパパと住めないなら

近くに住む家を探したい
老後は2人の側で死にたい

施設に入るなら
ここの施設に入りたい

それは大きな大きな力

支配など全く比べようもないほど

大きな力で

包んでくれる

海の見える場所に
パパと2人で建てた
洗濯物干しながら
深呼吸して
ベランダからいつも海を眺めてた

優しい光と
あたたかい眼差しで
海は私を見ていてくれた

夜は黒くて生き物みたいな波の上に

月明かりがなびいていた

少し怖くて
不気味で

でも新しい朝には

新しい海のエネルギーを
胸いっぱいに私に与えてくれた


やっぱりここがいい

やっぱり海が好き


ごめんね

ママ居なくなって