明日は娘の14歳の誕生日 今さら何をしようとしているのだろうか

明日は娘の誕生日
なのに私は一緒に居ない
パパと3人でどんな14歳を迎えたのだろう
明日はパパは仕事
今日までの週休にまた、杉の井にでも行ったのかな

前はパパの出勤日に出会うのが嬉しかった
パパを見られるから
出勤日は私が病院勤務に行く朝は必ず御庄に抜ける道のトンネル前後で出会う
でも、運動会で会話して以来
自分が化け物で中身のない人間と分かり
パパとすれ違うのが苦しくなり
パパが通る前に、病院方向へ左折するようになった

一緒に居たかった
一緒に過ごしたかった
一緒に思い出造りたかった

なのに
私は今、実家で
父親にリフォームをさせている
60を過ぎた父親にまだ何かさせている

私など居なくなればいいのに

今日もまだ生きている
夕方1日が暮れる頃
この時間になると鬱のゴールデンタイムなのか
今日もまだ生きてしまった

また、死ねなかったと
沈む時間になる

それが耐えられず
早い時間に寝る
寝てしまえば新しい夜明けが来る

寝てしまえば
新しい朝が来る

棺桶に首まで突っ込んで
頭だけ出して生きている人間に
何が出来ようか
首まで棺桶の中に突っ込んで
所詮、頭一つ出してあがいているだけのこと

今さら父は私には何を期待していようか
今からでもやってみー、何でも出来る
そのような言動や
客商売なのにそんなことでつまるか
などの発言は葉っぱをかけているつもりだろうか

残念だが
心が死んでいる人間に
悲しいや嬉しい、楽しいなどの感情はあまりない

何故生きているのか解らない人間に

一生懸命リフォームをしてくれて有り難い

この半年でありがとうの感謝の気持ちも
何もあまり感じなくなっている

ここへ帰ったころはあったのに

今では

ここは親のもので
私は居候
住まわせてもらっている
自分の好きに出来ることなど何一つない

あのアル中男との生活で昔育った環境を思い出し
パパとの生活が間違っていると指摘された

今では
また父親の支配下
母親の支配下で生活している

苦しくても
父と母の顔を伺い
至らない私の首を突っ込む範疇で無いことには

聞いていない
関わらないようにし

窮屈だが
アル中男の支配下よりは
まともで
衣食住や仕事を奪われる心配もない
従わなければパパや娘に何をする
などと脅かされることもない

私がここに居ることは

気を遣う事だろう

頭でっかちで中身は何もない

価値のない人間が今さら何をしようと言うのだろうか

化け物は
化け物らしく

いつまであがくのだろう

無駄なことは分かっている

だから迷惑をかけているだけなのに

私は今更なにをしようと言うのだろうか

何が出来るというのだろうか