殺意か怒りか悲しみか

昨日、また新たな自分に気付いた

患者家族にワゴンを返せと言われた

通常はお貸ししていないんですよ
と答えると

おまえ、誰に向かって物をいいよるんか
あー
かしとったもん
かえさんでもえかろーが
もってこいーや
ええかげんにせーよ

ばかな男がここにもいた

だがこの口調にまた体が熱くなり
震える

平然を装い
ばかは相手にならないと
早々に諦め
諦めたと言えば聞こえが良いが

そうではない
この口調に言いなりになったのだ

自分はこういう口調には
反論の頭がなく
言いなりになるみたいだ
初対面の患者と家族なのに

またあのアル中男の口調が蘇る

父親の口調が蘇る

ばかな男をまともに対応する気はもうない

その後から
無性に殺意のような物が
殺意と言うと大げさか
怒りか
怒りよりはもっと強い

こんなやつが世の中に居るからおかしいんだ
おまえ、モラハラ男だと解っているのか
誰に向かって物をいいよるんか
と言ったが

ただの同じ人間だろ
お前は何様か

アル中男を殺したいほどの怒りが
この男にも向いてしまった

今朝は、
みふゆ、会いたいよ

と大泣きして3時半に目覚めた

何なんだろう

家族を無くしたことが
未だに納得出来てないもどかしさと

言いなりになった怒りが

どこにも行けず
むしゃくしゃしている

死にたい

私の存在を消せばみふゆは幸せ?
みふゆの中にはもう居ないだろう

居ても、最悪な母としか残ってなく
幸せなことは、消去したはずだ
悲しくてたまらない

シルクサスペンション初日研修

なんだかなあ。
なんでこんなことしてるんだろう

昨日からそう思っている

一日仕事して、新幹線で新大阪
新幹線の中はほぼ満席

なんでこの人達こんな時間に大阪に向かい移動しているのだろう
新大阪についてからは大阪駅→新今宮→堺まで
乗り換え乗り換えで
非常に疲れた
こんな所に私は住めない

堺から歩いてビジネスホテルニュー大浜
これも迷った
ナビは本当に便利

9時過ぎにホテル
眠れず朝

今日は中百舌鳥駅までレンタサイクルで

研修を受ける気分でもなく
なにかを楽しみに来たわけでもなく

旅行とは違いリラックス出来ない時間

家族と暮らしているならこんなことはしてないだろう

なんでこんなことしてるんだろう

何かを察したように
堺駅降りたときからアル中男からしつこく電話がなり続ける

「知るか」
なんでまだしつこくかけてくるのか
意味が解らない
何がしたいのか
何が言いたいのか
どうせ
自分の都合が悪くて
都合よく動いて助けてくれないか
求めているだけだ

なんでそんなこと私に言う
自分でやれよ
と言うことばかりだったじゃないか

知るか

一度鳴り出したらずっとなり続ける
これもいつもの手口だ
人間的に異常な行動

普通出なければすぐ切るし
出なければその後何度もかけたりしない

もう、家族で旅行することは私にはなくなった

ずっと一緒だったみふゆと温泉に浸かることも出来ない

夢みたいだ
なんで私独りなのだろう

なんで私家族と居ないの

ただ、未だにアル中男からしつこく電話がなり続ける
2人とお別れして良かったのかな

2人の所に戻っていたら
何をされているか解らない

研修一日目
早くこのストレス
重圧から逃れたい

2月に味覚障害になった
もう元の味覚を取り戻すのは無理だろう
諦めた
家族を無くしたこと、家族に御飯を作ってあげられる幸せを無くしたことが味覚障害になっているみたい
治しようがない
多分必要が無くなったから味覚を無くしたのだろう

美味しい物食べたい欲求はずっとある
だけど一人で食べても幸せではない気がして
我慢していた

そのストレスか、チョコチョコ食べをして
心を満たそうとしているみたいだけど
満たされることは永久にない
一緒にいられたことは心がいつも満たされていた

心があったかくなることが無くなった溝を
埋められることはもう死ぬまでない

受験生になる娘に
私は何をしてあげられるだろう

ごめんね。みふゆ

ママのせいで受験勉強なんて身に入らなかったよね。
ママが家に居る確信があれば
安心して勉強に集中出来たよね

毎朝パパとみふゆの夢で目が覚める

また三人で当たり前に暮らしているの

でも現実は新しいママが居て

新しいママが幸せにしてくれている

二人は新しいママを選んだんだから
幸せだよね

私が居なくなったら嬉しいかな

早くいなくなれば良いのに
そう思ってるなら
居なくなりたい

二人の夢をみて、
まだあの男が追いかけてくる

死と隣り合わせ

人の死はいつやってくるか
分からないけれど
いつでもいいようにして
生きていなければいけないと思う

今命が消えても
構わないが
少し無念が残る

いいわけにしか聞こえないだろうから
誰にも言わないが

残したい物だけは
残して死にたい

死ぬ時に誰にいて欲しいとも思わず

一人で静に消えたい

誰も知らなくていい

ただ、家族だけは宝だったと残したい
私の葬儀

一体誰がやることになるのだろう

涅槃
静寂に

死後
娘に
思いが伝わりますよう

私には心がもう無いみたい、人として終わっているみたい

2017
2月11日ばあちゃんが亡くなった
建国記念日の日
この日
私は変な夢で目が覚めた
自分が、最後のお別れを病院で父と母に言って
夢の中で涙を流していた
それに気がついて目が覚めた

2月6日に医師会に行った日はまだ
呼吸も苦しくなかった。
インフルエンザ、M、肺炎と最後は菌に負けた
それでも、良く頑張った姿は感じた
最後の最後までよく戦ったと思う
病室は教えてもらえなかったけど

生きてるばあちゃんに会っていて良かった
勝手に行ったけど会っていて良かった
自然とばあちゃんって呼んでた

昔のことは、もう感情的に思い出せない
というか
感情鈍磨だよ

葬儀で涙一つ出ない自分を
初めて知った
いや、義父の時も出なかったが
あの時はまだ、感情が動いていた
泣かないように。
今日はそうじゃない
あの時より
更におかしい
人間としての何かが亡くなっている
心が私にはないみたい
式中、みんなが涙する中
そう、小学生の子供ですら泣いているのに
私は
感情鈍磨らしい
まるで実感が無い
式中流れた曲はJIN
あの男がよぎる
昨日の夜3回アル中男から着信あり
何なんだ

予想するに
おばさんの命日が近く
何か言いたいのだろう

知るか
関係ないのに
なぜ執着するのか

無事に葬儀は終わった
火葬場に着くとあまりにあっけなく火葬に入った
人の死
人一人の人生の終結

子に孫にひ孫に囲まれて
幸せだったわね

私には子も孫もいない

私の終末は誰が喪主?
変な夢見たなあ
両親にありがとうを言い
その日にばあちゃんが亡くなった

次は誰の番か
考えたくは無いが
自然と考えてしまうのが定め

大事にしないと。
家ばあちゃん

後何年かしかないかもしれない
何が出来るだろう

骨は大きな骨がたくさん
大腿骨に骨盤

私の大腿骨
私の火葬の時にはどれだけあるのだろう

私の中の
感情
どこへ行った?

娘を無くした悲しさより
大きな悲しみはなく

涙を無くしてしまったみたい

そして、今の職場に慣れたせいか

独りと言うことも全く気にならなかった

私は私が親しんでいる
浄土真宗で人生の終結をくくれるのだから
これだけ幸せなことはない

しんどいのはアナ雪のせい?親子関係のせい?

昨日の夜からしんどい
正確には一昨日の夜から
一昨日、姪っ子と妹が帰ってきた
それはとても嬉しく気持ちも和むの

だけど
私と親の関係
妹と親の関係
なぜこんなに違うのだろう

入院中の祖母のことも妹とはあんなに話している

私が行きたいから病室教えてと聞いて
行かなくていい
と返事をもらってから
その話は触れてない
ひー婆にはいいんさんなよ

と口止めをされ
話すこともない

あこちゃんもアナ雪が好きね
子供はみんな好きよね

アナ雪
3人で最後に一緒に見た映画
息が出来ない

ありのままでー

娘の声で反復して聞こえる

何度も何度も
何度も何度も

苦しくて息が出来ない

朝起きてからも
ずっと繰り返す

頭の中をぐるぐる

なぜだろう
妹と目が合わせられない

ここへ帰った時は
以前はもっと距離が近かった

自分でどんどん遠ざけている

あこちゃんを見るのも妹を見るのも
苦しい

親子関係が背後にずっと付きまとう

昨夜も妹に何やら子育てのことを話していた
わしらーの頃とは時代が違う
あこちゃんのあの伸び伸びした顔を
ずっと続けられるように見てやれと

あまり聞きたくない

お前はどんな子育てしたのか
人に言える立場かと

良いことを言っているのに
私の心は荒んでいる

どうしても過去に囚われる

みんな私など居ない者だと思って欲しい

私はこの家や家族と関係ない

そう思わなければしんどくてしかたない

わたしはそもそも誰の者でも
誰の支配下でもない

住まわせてもらってはいるが
私は私

何も持たない

初めから

なぜこう言う会話になるのだろうか

昨日、リフォームの鉄骨の話を親がしてきた

あの鉄骨からつるすようなフックの様な物が要るんか
どのいなものなんかわからんが何かそう言う物があるんか

私は
まだ資格も取ってないし
テストも受けていないから
どういう物が要るんか解らない
と最後まで言い終わらないうちに

そんなことはええんじゃ
焦らせるつもりはない
ただわからんけー聞いただけじゃ


多分資格を取ってないという
一言目に反応して
話も最後まで聞かず応えを返してきた

ただ
3月にならないとどうしたらいいかわからんけ
わかったらこっちから言うね
とだけ答えた

この会話
どこがおかしいのだろう

なぜこんな会話になるのだろうか

違和感ありありで
また違和感ありありの空気が家中にただよう

とにかく
私は遠ざかる

関わらないようにする

ビクついている所から

妙な空気から

身を引く

支配から逃げるように

アル中男から逃れても

一生親からは逃れられない

一生逃れられない所へ住む居場所を移してしまった

まさかこの年になってまで
また支配され
ビクつくなんて思っても居なかった

動悸と息切れ
久しぶりに眠れない

朝も起きたら
この会話が頭を支配していた