私は無能者 無価値
たくさんの思いが溢れているのに
かき消す
何もなかったように
仕事が終われば帰り、風呂に入り、寝る
話をすることも面倒で、誰とも話したくもない。
ただ、今が辛く、寝てしまえば明日が来る
明日が来れば、仕事へ行く
一緒に居るはずの家族と一緒に居ないことが、未だに消化できていないストレスと格闘すれば、
苛立ちで自分を刺し殺したくなり、
それから逃げるためには眠るしかない
両親の優しい声かけは
自尊心を、傷付ける言葉にしか聞こえず
ますます苛立つ
あなたは無能だから
あなたは可愛そうだから
娘を生きられない程追い込みたかったら
追い込めばいい
情けなく耐えられなくなれば私は死ぬ
その苛立ちを隠すために、顔も見ない行動になる
自殺に追い込みたければ、もっと私を無能者にするがいい
もう、私が幸せだった家族の元に帰れる日はないのだから
愛する娘にお弁当さえ作ってあげられない
抱きしめることもできない
夜中に涙で目が覚める
頬を伝って何度も落ちる
私は娘にとって最低な人間
生きてるだけで遺族年金が入る祖母
死んで保険金が下りて価値がある私